栃木SCの公式HPにて、
OBの『畑 潤基』選手のスペシャルインタビューが掲載されました!
SPECIAL INTERVIEW
#32 畑 潤基
── 前節東京V戦のゴールは素晴らしかったです。
一度内側にフェイントを入れて相手を下げさせ、シュートを打つスペースをうまく確保できました。相手に当たりましたが、いい感じで入ってくれましたね。
── 畑選手自身、直近6試合のうち4試合でスタメン出場を果たしています。シーズン当初と比べてチームへのフィット感は増しましたか?
栃木に来た当初より「前へ」の意識は相当強くなりました。以前はボールを奪った瞬間に多少歩いてしまう癖が抜けなかったのですが、今は無意識に身体が動いてスプリントをかけられている。監督が求める背後へ動き出しも本数が増えているし手応えはあります。
── 栃木のトレーニングによって習得できたと。
走りのメニューも含め、高い強度の練習を繰り返してきたことが成果として出ています。試合中のきつい場面でも前に行けるし、後ろにも戻れる身体になっている。前節東京V戦も長い時間維持できたと思います。
── 今は主に右サイドハーフで出場していますが、俺はストライカーだという自負もあるのでは?
正直、自分はクロスに飛び込んでゴールを奪うのがそれほど得意なわけではなく、むしろサイドの良い位置で受けてペナルティの外からミドルシュートを打ったほうが点を獲れそうな感覚があるんです。実際、今季の東京V戦で決めた2ゴールはいずれもペナルティの外からでした。また、サイドハーフならば逆サイドのクロスに対してゴール前に飛び込んでいけば、トヨさん(豊田)や(矢野)貴章さんが潰れた背後が狙える。そこへの嗅覚も発揮したいと思っています。
── コンディションも良さそうですね。
自分は夏に調子が上がってくるんです。夏生まれだからかもしれない(笑)。キャリアを振り返っても夏に一番点を獲っている。学生の頃から夏に強かったし、つい先日も(上田)康太君に『身体が軽そうだね』と言われましたが、確かにコンディションは上々です。ただ目標にしているゴール数にはまだまだ足りない。もっと貪欲にゴールを狙いたいです。
── さあ絶対に負けられないダービー群馬戦です。
求められるのは内容より結果。全員が気持ちを押し出していつも以上に戦わなければいけない試合です。
── 前節東京V戦では徐々にチームに戦う気持ちが宿っていったと思います。あれを続けられれば。
本当は試合の序盤から気持ちを出さないといけないのですが、徐々に勝ちたい気持ちが全面に出るようになったと思います。群馬戦はあれ以上熱く戦わないといけない。群馬を踏み台にして必ず浮上してみせます。
(文=鈴木康浩).”[8/25 群馬戦]栃木SCデジタルマッチデープログラム”.栃木サッカークラブ公式サイト.
2021-8-25.
https://www.tochigisc.org/20210825gunmamdp2,参照